神奈川六区候補として奮闘した北谷まりさんは今回の総選挙ではたの君枝さんが国会に復帰出来た事を自分の事の様に喜んでいます。 神奈川新聞は、はたの君枝さんの国会への復帰に際して次の記事を掲載しまし た。涙を抑え切れません。(スタッフ I)
【照明灯】落選者へのエール
カナロコ by 神奈川新聞 12月17日 12時14分配信
再選を逃した参院議員の畑野君枝さんは重苦しい雰囲気の選挙事務所で取材に応じた。悔しさをにじませて「再出 発を目指す」と決意を表明した。2004年7月11日の夜のことである▼子育て支援などへの政策提言を中心に、 任期中の活動への評価は高かった。そんな畑野さんがこの選挙以降、7連敗を喫するとは予想していなかった。05 年参院補選、07年参院選、09年総選挙、10年参院選、12年総選挙、13年参院選…。あと一歩で議席に届かない。浪人中の街頭演説の際に「しんどくはないですか」と思わず尋ねたことがある。「戦ってるのは私一人じゃない。家族やみんなが支えてくれますから」▼「再出 発」から10年、8度目の戦いとなった今回の総選挙で議員バッジを取り戻した。「まさに七転び八起きでした」との振り返りに実感がこもる▼選挙は非情だ。落選者のほうがはるかに多い。だが悲しみに暮れている場合ではなかろう。支えてくれた人、投票してくれた人の思いを受け止め、再起を期してほしい▼「やらねばならぬことがあるから国会に戻る」。畑野さんが選挙中に繰り返した訴えだ。 議員になることは手段であり目的ではない。原点に立ち返れば、落選期間は勉強のための貴重な機会へと転じるだろう。